【一般山行】御嶽山(3067m 一等△) 岐阜県高山市 清水克宏
7月26日(日)、27日(月)は、塩見小屋泊で塩見岳に登る予定だった。
塩見小屋の定員が38名と予約が困難な中、ようやく確保できたが、あいにく天気が思わしくない。
リーダーとして、悩みに悩んだ末、キャンセルし、天気のよさそうな26日日帰りで、飛騨側から御嶽山に登ってきました。
今回は、次代のリーダーを務めていただきたいメンバーぞろいだったので、車中催行可否の判断の仕方など、アドバイスもさせてもらいながら登山口の濁河温泉に向かう。

- 日程:2026年7月26日(日) 天候:雲のち午後一時雨
- 参加者:SK(L・記)、SM(SL)、KM、TK、MY
- 行程:(―:車、…:徒歩)
大垣岐建駐車場(集合)3:00―(高山市・日和田高原経由)―濁河温泉(駐車)6:35…登山口6:45…七合目7:45…湯の花峠8:10…のぞき岩避難小屋8:50…八合目9:35…森林限界9:55…飛騨頂上11:15…摩利支天乗越12:00…摩利支天山山頂12:23…五ノ池13:45~13:50…八合目14:50…湯の花峠16:05…七合目16:23…登山口17:25…濁河温泉17:30~17:45―大垣(解散)21:45 - 地理院地図2.5万図:胡桃島、御嶽山
3:00集合、高山経由で6:35に濁河温泉の中にある下手の駐車場から登山開始。標高は1,768m。
登山者と御嶽教の信者でひしめく木曽の夏の御嶽とは違い、飛騨側は、いたって静か。

登山届ポストとトイレがある登山口の駐車場はほぼ満杯で、6:45入山。
噴火により、多くの犠牲者を出した御嶽山では、登山届の提出が義務付けられている。

ヒノキやコメツガなどの針葉樹林の中はひんやりし、酷暑の夏は、やっぱり高い山だなあと改めておもう。
7:45 七合目を通過。御嶽山は大きな山なので、合目の間隔も長い。

8:10 湯ノ花峠を通過。微かに硫黄の匂いが流れてくる。谷越しに御嶽山の山体が見え、登高意欲かき立てられる。

8:50 のぞき岩避難小屋を通過。鉄のコンテナのような小屋。

このあたりから、ゴゼンタチバナなど、高山植物も目立ちだす。

大きな裾野を登っていく登山道は、植生の変化を観察するのにもいい。
いつしか、シラビソの森に変わっている。

8:35 8合目を通過。おたすけ水とあるが、水場はないそう。
このあたりから、メンバーの一人に高山病の症状が出てきたので、こまめに休みながら進む。
「高山病の症状が出たメンバーが出た時は、まず口で大きく息を吐くように言って、鼻で息を吸うように言って。そして、高い山の計画では、特に高山病や熱中症の予防のため、前日はゆっくり休むことや、こまめに水分補給すことをアドバイスして。」など、ご説明。

濁河温泉から飛騨頂上までは、42のポイントがあり、9:55 森林限界となる32ポイントを通過。

霧が出てきたが、広大なハイマツの山域に身を置くのは、心がおどる。

飛騨頂上直下は、砂礫地になっていて、コマクサの大群落がみられる。
この、満開のコマクサをメンバーにみてもらいたかった。

11:15 飛騨頂上(2,799m)に到着。飛騨側からの信仰の中心となる祠がある。みんなで立ててよかった。
直下に五ノ池と、畔に立つ五ノ池小屋がある。

高山病の症状が出たメンバーには、五ノ池で待っていてもらうことにし、本日の最高点、摩利支天山(2,959m)に向かう。
稜線から見下ろす三ノ池の、青とも緑ともつかない神秘的な水の色にひきこまれる。

二ノ池から剣が峰に向かう乗越で、西の分岐に入り、摩利支天山に向かう。北には五ノ池越しに四ノ池、継子岳方向が。

南には、サイの河原越しに大きく剣ヶ峰が眺められる。雪はもうほとんど見られない。

12:23 三角点はあるが、とても狭い摩利支天山山頂に立つ。
三等三角点で、基準点名は「御嶽」。ちなみに、剣ヶ峰の三角点は一等で、基準点名は「御嶽山」。
引き返す途中に、ピシッと雷鳴が轟いて緊張したが、単発的だったようで、下山を急ぐ。

13:45 五ノ池に引き返し、高所順応できたのか、だいぶん具合が良くなったメンバーと合流。来た道を引き返す。
途中で、しばらく雨が降り、合羽を着こむ。
湯ノ花峠を16:05に通過することには何とか雨もやみ、御嶽の山容も再び姿を表した。

17:25 無事登山口に帰着。
遅くなったので、残念だけど濁河温泉入湯は断念。
高山市で高山ラーメンを食べ、おいしいスープに元気をもらい、帰路についた。
みなさん、お疲れさまでした。



