恐竜も花畑の中を歩いたのだろうか… ・白山 2026.7.22~23

ブログ

【個人山行】白山(2702m 一等△) 石川県白山市 清水 友子

北陸地方は朝から猛烈な暑さで最高気温が40°にもなるとの報道があったが流石に人気の百名山、白山だ。到着が昼すぎだった為別当出合の駐車場は満車かとおもいきや運よく1台分空いていて駐車できた。

<ルート図1-1>
<ルート図1-2>
  • 日程:2026年7月22日(水)~23日(木) 天候:曇り・晴れ
  • 参加者:清水友 他1名
  • 行程:1日目 別当出合駐車場12:45ー別当出合13:10ー中飯場14:00ー別当のぞき14:45ー甚之助避難小屋1963m15:30ー南竜ヶ馬場野営キャンプ場16:302日目 南竜キャンプ場出発5:25ートンビ岩コース6:35ー室堂7:15~40ー御前峰2702m8:35ー御池めぐり10:15ー室堂ー砂防新道10:40ー甚之助避難小屋12:05ー別当駐車場14:05
  • 国土地理院2.5万図:白山
<標高1245mにある吊り橋を渡って出発>

別当谷に架かる大きな吊り橋を渡り砂防新道に入る。樹林帯の中の緩やかな谷沿いの道を登り始めると蒸し暑く一気に汗が滴りおちた。展望はないが最初の休憩地中飯場で水分補給をした。この辺りから視界が少しづつ開けてきた。右側には急峻な斜面を流れる不動の滝も展望できた。登る先々に案内標識があり、その解説版にあった手取層群のれき岩の記述に興味津々。

<手取層郡のれき岩からは、ジュラ紀の恐竜の足跡の化石が発見されている>

中飯場付近の岩に、恐竜の足跡…(はっきりわからない)がありフクイサウルスが闊歩していたんだろうと想像が膨らんだ。砂防新道の登山道はブナやダケカンバの原生林が素晴らしく暑さも忘れて見入ったが、標高1900mの甚之助避難小屋に着いた時はもうここで泊まりたいほどヘロヘロだった。

<やっと甚之助避難小屋に到着した>

避難小屋の中は涼しかったが外は標高2000m近くもあるのに涼しくならない。目の前には雲に覆われているが別山が聳え麓には一面の花畑が広がっていた。
 小屋を後にして室堂分岐へと向かうとニッコウキスゲ、イブキトラノオ、シモツケソウ、コバイケイソウなど何処を見ても花、花、花の花畑が迎えてくれた。

<ことしはニッコウキスゲの当たり年だろうか>
<ハクサンコザクラの群落はピンクに染まっていた>

甚之助避難小屋を後にして南竜道へ入り落石が注意の看板をみながら進むと南竜ヶ馬場がみえてきた。きょうは南竜ヶ馬場野営場にあるケビンに泊まる予定だ。まずは南竜山荘で受付を済ませそこから10分ほど歩いてテント場へと向かった

<平日の為テントは4張りほど。隣のケビンは5棟の内使用されているのは2棟だけでだった>

電気がなく辺りが真っ暗になってから外に出てみると星が降ってくるように輝いていた。天の川をみようと思っていたが寝てしまい残念だった。

<昨日泊まった南竜ヶ馬場の野営場が南竜山荘の奥にみえた。熊ちゃんに会わなくて良かった>

昨日も異常な暑さだったが今日も暑さが予想されるので早朝5時に出発し室堂へはトンビ岩コースを選んだ。このコースは急坂の連続だったが高山植物が競いあうように咲いてどの花をみても心が癒された。

<トンビ岩の風景>

トンビ岩コースの(トンビ)の名前は、古いマグマの塊がそのまま残りトンビが羽を広げたような独特の地形の珍しい岩だそうだ。

<可愛いクロユリの群落>

室堂がちかくなってきた。トンビ岩コースもコバイケイソウやクロユリ、ハクサンシャクナゲなど花が一杯だったがこの辺りから一段と美しさが増しもう溜息がでるほどだ。
 白山の姿がみえ始めると、その手前の花畑には残雪が残っていた。

<空の青と白山、残雪の白、ピンクのハクサンコザクラ、アオノツガザクラ>

まだ朝の7時だというのに室堂には多くの登山者がおり流石に人気の百名山だ。

少し休憩をして御前峰に向かった。すぐさまクルマユリやイワギキョウが出迎えてくれた。
けっこうきつい急坂を登りきると御前峰の山頂に到着した

 <朝が早いせいか頂上には登山者が数人しかいなく並ばなくても写真が撮れた>

山頂からは360°の展望を楽しんだ。御嶽山や乗鞍岳、遠く槍ヶ岳、笠ヶ岳、穂高、白馬岳などの北アルプスが連なっていた。

<大汝山と火口湖>

まだ時間もあるし白山の山頂部には7つの火口湖があるのでそれを全部みようと御池めぐりに向かった。

<残雪の残る火口湖>
<紺碧の翠ヶ池>

御池めぐりをして火口湖を数えてみると確かに7つの火口湖があった。広範囲に点在している為、室堂に戻るまでに2時間ほどかかったがそれぞれに個性的な火口湖を楽しむ事ができた。
 時間をみると11時近くになっていたので室堂で軽く食事を摂ってから砂防新道で下山を開始した。下山途中ではこれから白山に向かう登山者とすれ違うことが多く道の狭い場所では譲り合いながら進んだ。白山へと向かう登山者は途切れることはなかった。

<南西に別山のなだらかな稜線を望む>

砂防新道から別山が綺麗に見えるのは弥陀ヶ原と黒ぼこ岩だ。天気に恵まれ白山を楽しんだ山旅でした。
 別当出合で歩いた軌跡図を確認したら室堂付近で軌跡が消えてしまっていた。電波障害か、山旅ログが壊れているのかわからない。